反省したので

更新をサボっているとネタが溜まり過ぎて、取り留めのない記事になってしまうという自覚をしたもんで。今日は頑張って、ちゃんと更新しようと思います(ですが取り留めのないという事実は覆せません)。

昨年12月アタマに母と青森県に行ってきました♪ 一泊二日、美術館巡りのツアーでした。雪が降ったり、とお天気には恵まれなかったのですが、それはそれで思い出深い☆

まずは新幹線で東京から新青森。ツアー会社手配のバスに乗り込み『弘前れんが倉庫美術館』へ。私達が行った時には「松山智一展:雪月花のとき」(2024年3月17日まで開催)を展示していました。どの作品も、色彩が素晴らしくて感激しました!そして、サイズもでかい!この大きさでこの細かさ!たくさんあった作品の中で、パンフレットにも載せられていたのがこの一枚。縦2.5mくらいあるんですよ~。

建物もとても素敵で、弘前名産のりんごを使ったお土産物も充実。午後は『青森県立美術館』へ。奈良美智さんの作品や、シャガールの舞台背景画4点は圧巻!一枚だけ見てくださいw

そして、感銘を受けたのは「今純三」さんの絵画。どれもとても素敵で、母と二人しばらく絵の前で佇んでしまいました。

圧巻の大きさ!これは「あおもり犬」という奈良美智さんの作品です。お外にあります。

宿泊したのは『アートホテル青森』さん。ロビーに入るなり、見事なねぶたがお出迎えしてくれます。

お食事もとても美味しく、良いホテルでした♪ ちょっと飲み足りないよね、と思ってこっそりコンビニに行こうかと思っていたら、「私も行きたい!」と母が付いてきました(^^; 雪道で足元がぐしゃぐしゃなのに、「楽し~~い!」と大はしゃぎの母。父との旅行では、夜に出歩くなんてしたことが無かった、と。「こーいうの、やってみたかったんだ!」とご満悦。しかも、私が買ったハイボール(9%の角ハイ濃い目)も「飲んだことない!ちょっと頂戴♪」と。すっかりその美味しさに目覚めてしまったという(笑)。

翌朝は、だ~い好きな版画作家である『棟方志功記念館』。実家には棟方先生の画集があり、子供の頃から「なんて素敵な作品なんだろう!」と、繰り返し見ていたもので。本物をたくさん見ることが出来て感激しました。残念ながら3月末で閉館するとの事ですが、その作品群は近隣の美術館で保管されるという事です。お昼ご飯は『杉屋敷 奥山』さんにて、青森の郷土料理をいただきました。女将さんの軽妙なトークと博識ぶり!ここも大満足でした。

午後は『十和田市現代美術館』へ。携帯電話型のガイドをお借りして、作品ごとに解説を聞きながら鑑賞できます。建物も綺麗だし、一見難解な現代美術も、解説を聞きながらだと大変分かりやすい!ここではやはり奈良美智さん、草間彌生さんの作品が圧巻でした。ここは是非また行きたい美術館のひとつになりました。どれもとても素敵な作品だったのですが、何だか妙に心惹かれた(笑)鹿さんをご紹介します。全部透明な球体で構成されています☆

帰りは『八食センター』(八戸の食、ということらしい)に寄り、お土産物と、夕食にお寿司を買いました。(東京到着が20:04でしたので(^^; ) 八戸はイカが有名なので、お寿司にもイカがたくさん入っていました。(そしてべらぼうに美味い)一緒のツアーの方が「ここのお寿司美味しいのよ」と勧めてくれました☆

お土産は、家族にはお揃いの津軽びいどろの箸置き。ダンナにはTシャツ(笑)息子にもこぎん刺しっぽいリンゴプリントのを買いました。娘には津軽びいどろのぐい飲み。(すみません、写真無しで)いぶりがっこは秋田のものでは?と思いつつ、美味しそうだから買いましたw

こうして母と初めての二人旅、大満足で帰ってきました。すっかり味を占めた母は「次、どこ行く?!選んでおいて!旅費は私が出すから!」だそうです(笑)

今回、青森県出身の芸術家がとても多いことに驚きました。小さなころからねぶたの極彩色に親しみ、雪深く厳しい気候を耐え忍ぶ。そういった環境が、たくさんの芸術家を輩出したのだなぁ、とつくづく感じました。ツアーで行ったのでだいぶ駆け足でしたが、また今度は個人でゆっくり行ってみたいなぁと思います♪